輸出戻し税

唐突ですが最近の消費税増税談義があちらこちらで
飛び交っていますよね。
何のための増税かってね。
それは簡単です。
一握りのお金持ちたちの為に決まっていますよ。
それを裏づけるものとして輸出戻し税というものがあるって
知っていました？
以下のようなことをみて皆さんはどう感じるか知りたいです。

• 輸出戻し税

輸出で利益を上げている大手企業は消費税率が上がるほど
儲かるって知ってました？
消費税は商品を売った際に受け取った消費税から、
原材料等を仕入れた際に支払った消費税額を引いた分が一般的です。
ですが、輸出品は商品を買った外国人から日本の消費税を
取れないので、消費税は“輸出売り上げ×0％“で
消費税は0ということ。
一方、原材料などの仕入れにかかった消費税は
“輸出売り上げ×5％“となる。
0から売り上げの5％分の消費税を引くのだから消費税はマイナスだよね。
それは愚か、税務署から払い戻しを受けることができるんです。
それが『輸出戻し税』です。
輸出の商品の売り上げが伸びれば伸びる程
戻ってくるお金が増える仕組みなんです。
中小企業や下請け会社だけが重い課税を賭けられ、
大手は税金を未納だけでなく、
税金を貰っていることになっていたなんてね。
消費税が増えれば大手は今より多くの税額をピンはねでき、
輸出戻し税で利益を得ることができるなんて羨ましいし
不公平ですね。
消費税推進派のトヨタの奥田会長が消費税アップを喜ぶ構図は
こういった背景があるんですよ。
トヨタ以外に、他の輸出企業同様です。
大手が税金の戻しで得た利益は下請け中小企業には
まったく関係ないんです。
大手は儲かる、中小企業は総勢で更に苦しくという構図がはっきり
分かると想います。
それでも、増税をという政治家は経済を理解していないか、もくしは
理解し過ぎて甘い蜜をいっぱい貰っているかの二つでしかないのですよ。
消費税はやはり庶民にはデメリットでしかないんです。
所詮、政を行う族は庶民よりも一部の金持ちの為の政治しか
出来ないってことですね。（笑）
そろそろ、日本国民も行動に出る必要があるかも知れませんよ。
なんてね。（笑）