難病の無料治療縮小

今朝の朝日新聞朝刊一面に『難病の無料治療縮小』
と大きく書かれた見出しがありました。
身近な知人にも係わる人がいるので他人事と思えず真っ先に読んで
しまいました。
内容は、厚生労働省は難病の治療方法や原因を研究する事業の対象
となる病気を来年度から見直す方針を固めたとの事。
45種の病気が治療費の無料を対象としてきましたが、対象者の多い
病気について、軽症者などを対象から外すという事らしいです。
その理由は、治療費と研究費が同じくくりで当てられているのが
原因で治療費の負担増で研究費に費用が回らないという事だそうで
す。
そして、新たな難病を指定することも視野にいれているとか。
-
厚生労働省が見直すことの要点は以下の4点

1,希少性(おおむね5万人未満)
2,原因が不明
3,効果的な治療が未確立
4,生活への長期の支障がある
             以上
-
今回対象となる病名は(1)の希少性から「パーキンソン病」約7万人
潰瘍性大腸炎」約8万人の二種です。
二つの病気について5万人にまで絞り込むとの事。
除外された人は通常の医療保険制度が適用され、自己負担になります。
働き盛りで発症して収入が得られない人もいると考えると自己負担
は無理。
どうするんでしょうか…

一方、新たな難病を指定については現在九つの病気が希望している
そうですが、対象者が多い為03年以来追加指定されていないという
現実も…

これを知って税金などの使い方についてますます腹が立ってきた!
税金の無駄使いや社会保険庁の食潰しが無ければこんな見直し必要
無いのでは?まず見直さなくてはならないのはそういうところだと
思うんですがネ?
皆さんはどう思いますか?